大阪府病院企業年金基金のキャッシュバランス制度のしくみ

基金の年金・一時金は金利動向に応じて決まります

  • 基金の給付額計算は一時金がベースとなっており、年金額等の算出方法に「キャッシュバランス制度」を導入しています。
  • キャッシュバランス制度は、国債の利回りなどの客観的な指標に基づいて、年金原資や年金額が変動する制度です。

キャッシュバランス制度のしくみ

■元本と利息を積み立てていくシンプルな制度となっています。

(概要)以下の制度を「キャッシュバランス制度」といいます。

  1. 加入者ごとにコンピューター上の仮想口座を設定しています。
  2. 仮想口座で毎月元本を積立て1年間の累計額に利息付与します。
  3. 元本は概ね給与額の一定割合(0.7%)となります。
  4. 加入期間中は毎年、積立と利息付与を繰り返し行います。
  5. 退職時の仮想口座の積立額(累計額)が一時金の原資となります。
  6. 退職後も年金の支払いが完了するまでの間は利息付与が続きます。
  7. 利息付与は4~0%の範囲で、毎年、10年国債の5年平均利回り、又は1年平均利回りのいずれか低い方となります。
  8. 元本(掛金)は事業主が負担しています。
キャッシュバランス制度について